ヘタらない繊維構造とは?ウールの繊維には、魚の鱗(うろこ)のような突起物があります。 人の髪の毛で例えると、キューティクルと言われているものです。これをスケールと呼び、ほかの繊維にはみられないウールの特徴の一つです。 このスケールは、繊維同士がお互いに絡み合って潰れやすく、荷重を最も多く受けやすいお尻の下あたりがヘタりやすいのは、そのせいです。 しかし、キャメルの繊維には、このスケールは見られません。 滑らかで光沢があり、凹凸の無いツルツルの繊維です。 そのため、ウールのように、絡み合って潰れたりすることがありません。 つまり、繊維がヘタらないということです。 荷重を最も多く受けやすい頭部やお尻の下あたりがヘタって落ち込んでしまうということがないため、肩こりや腰痛の方にとって理想の繊維構造といえるでしょう。 |