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理想の布団カバー、シーツの選び方


布団カバーやシーツは消耗品なので、ついつい適当に選びがち。

本体をより長く使用できるように、破れや傷、汚れなどから守るのがカバーやシーツの主な役割ですが、その役割を果たす上で必要不可欠な条件があります。

それは、布団の機能を阻害せずに、性能を最大限まで引き出せること。

また、カバーやシーツは、肌に直接触れるため、身体に影響のある大切なもの。

みなさんは、肌にやさしいカバーやシーツ使っていますか?

肌の調子が悪い日は、なんとなく楽しさが半減してしまいます。

カバーやシーツは、毎日眠りについている約7時間もの間をともに過ごすことになるので、その素材や生地の良し悪しにより、肌への影響が大きく左右されるということは、言うまでもありません。

また、日中に疲労した肌や髪の再生・修復は、眠っている間にだけ起こります。

そのため、睡眠不足になると、これらの働きが行われず、疲労やダメージを翌日に持ち越すどころかどんどんと蓄積してしまいます。

肌にやさしいカバーやシーツで、ぐっすりと「深い眠り」につき、疲労からくる肌荒れや髪の傷みを十分に癒してあげましょう。

ここでは、一般的な布団カバー、シーツの選び方ではなく、あくまでも「健康」と「睡眠の質」を第一に考えた 『布団カバー、シーツの選び方』 をご案内します。


■カバー、シーツに不可欠な機能


就寝中、身体と布団との間には空間が生まれます。

その空間の温度や湿度のことを「寝床内気候(シンショウナイ キコウ)」といいます。

日本睡眠科学研究所の実験によって、「深い眠り」につきやすい理想的な寝床内気候条件は、温度が33±1℃、湿度が50±5%であることがわかりました。

この環境を作れるかどうかが、カバーやシーツ選びの基本ですが、そのためには、無くてはならない機能があり、その機能に優れている素材のカバーやシーツほど、身体に優しく健康を支える良質な睡眠が実現できます。


カバー、シーツに不可欠な機能

カバー、シーツに不可欠な機能について


■カバー、シーツの役割で、最も重要なのが
布団の機能を阻害せずに保護すること


人は、真夏でも真冬でも、どんなに暑くても寒くても、一晩で約コップ1杯分(200~300ml)の「汗」をかきます。それは、体温を下げないと「深い眠り」に入ることができないためです。

「汗」をかくことによって体温を下げ、「深い眠り」に入りやすくしているのです。

その「汗」の30%が掛けふとんに、70%が枕と敷きふとんに吸収されます。


カバー、シーツの役割


体温が下がると脳の温度も下がり、眠くなります。

これは、昼間の活動によって疲れた身体と脳を冷やして、休息をとらせるためのとても重要な生理現象。

つまり、「深い眠り」へとスムーズに入るには、体温を下げるためにかく「汗」の処理がなによりも大切ということ。

「汗」を素早く吸収・発散させて、常に「深い眠り」につきやすい環境にしてあげることが布団にとって最も重要な機能。

この布団の機能を阻害せずに、破れや傷、汚れなどから守るのがカバーやシーツにとって最も重要な役割です。

※「深い眠り」につきやすい環境とは、布団の中の温度33±1℃、湿度50±5%。
また、「深い眠り」につきやすい体温は、平熱体温 - 1.0~1.5℃です。


■汗の処理に乏しい素材のカバー、シーツほど、
布団の機能を妨げてしまう


カバーやシーツに使用されている素材は大きく分けて、天然繊維と化学繊維に分かれます。

天然素材をもとに、自然から生まれた繊維が天然繊維です。

天然繊維は、吸湿・発散性に優れているため、「汗」を素早く吸収・発散させることができます。

さらに繊維自らが呼吸し、常に快適と感じる温度と湿度を保つ働きがあることから、「生きた繊維」ともいわれ、同じ自然の生き物である人にとって身体に優しいため、活動時、睡眠時ともに活躍することができます。

特に、身体が無防備な睡眠時に優れた効果を発揮するため、カバーやシーツに最適です。


素材の種類


それに対して、化学から生まれた繊維が化学繊維です。

最近では、ユニクロなど大手メーカーによる脱プラスチック問題でも大きな話題を呼びました。

化学繊維は、通気性を遮断して温かくしたり、熱伝導率を高くして涼しくしたりと、瞬間的な快適さをコントロールすることに特化しているため、運動などの身体が活発に働いている活動時に優れた効果を発揮します。

しかし、主に石油などの原料をもとに、化学的に合成して造った繊維のため、どうしても蒸れてしまい、長期的に身体の機能が低下する睡眠時には、あまり活躍することができません。

布団が蒸れてしまったら、どうなるでしょうか?

・・・肩や腰、足が冷え、血流が鈍くなり、肩こりや腰痛、足のむくみの原因となってしまいます。

眠りにつき身体が無防備なときに「汗」を素早く吸収・発散させて、常に「深い眠り」につきやすい環境にしてあげることが布団にとって最も重要な役割。

毎日、健康的で清々しい朝を迎えるためにも、吸湿、発散性に優れた天然素材の布団がおすすめです。

たまに、天然素材の布団本体に、化学繊維のカバーやシーツを使用している方がいますが、これだと素材の性能をうまく引き出すことができません。

それは、カバーやシーツが壁となり本体の機能を阻害してしまうため。

いくら布団本体が良質でもカバーやシーツがそれに見合うものでないと、本体の性能をフルに発揮できないため、必ず布団本体の品質に見合ったカバーやシーツを選びましょう。

また、柄はできるだけプリントものではなく、無地のものがおすすめ。化学染料にて染め上げたプリント柄の生地は、見た目は良いのですが、生地にとって重要な吸湿、発散、通気性、柔らかさなどが損なわれてしまいます。


■肌の乾燥や髪の傷みを防ぐためには、保湿性が重要なポイント


健康的な肌や髪に「うるおい」は欠かせません。

特に睡眠中は、肌の乾燥や髪の傷みが進みやすくなるため、寝ている間も、常に「うるおい」を与えることが大切です。

そのため、肌や髪に直接触れる寝具ほど、保湿性が求められます。

この機能は、天然繊維が優れています。

寝具が保湿性に乏しいと、「うるおい」を与えられないため、肌や髪への負荷が増え、乾燥肌や敏感肌、枝毛や切れ毛になりやすいという問題があります。

また、摩擦による静電気が起きやすく、ホコリや花粉、化学物質などを寄せつけやすいため、アレルギー反応にも注意が必要です。

常に健康的で美しい肌や髪を保ちたい方や、肌の弱い方には、保湿性に優れ、肌や髪に負荷のかからない天然素材のカバーやシーツがおすすめです。


■カバー、シーツの利点と欠点


カバーとシーツは、主に3タイプあり、それぞれ、利点と欠点があります。

【カバー】

枕や布団を丸ごとファスナーで包み込むタイプです。

▶ 利点
・表面と裏面の両面とも使える
・ずれにくい
・裏面も保護できる

▶ 欠点
・洗濯時の脱着に手間がかかる
・本体の数だけ必要になる
・値段が張る

【フラットシーツ】

1枚布で、上下左右を布団の下に入れ込むタイプです。

▶ 利点
・サイズや厚さに左右されずに使用できる
・複数枚まとめて保護できる
・掛けシーツとしても使用できる
・洗濯時の脱着が楽

▶ 欠点
・めくれたり、ずれやすい
・裏面は保護できない

【ボックスシーツ】

箱を半分に切った形をしていて、ベッドマットレスごと被せるタイプです。

▶ 利点
・複数枚まとめて保護できる
・ずれにくい
・洗濯時の脱着が楽

▶ 欠点
・ベッドマットレスにしか使えない
・ぴったり合うサイズが、なかなか無い
・裏面は保護できない


■打込本数が多い生地ほど、カバー、シーツに向いている訳ではない


打込本数とは、生地における1インチ(2.54cm)×1インチ(2.54cm)の四角形内の縦糸と横糸の合計本数です。


打込本数


生地のグレードが高くなるほど打込本数が多くなり、使用する糸が細く量も多くなるため、柔らかさが増し身体にフィットするとともに耐久性が高くなります。

しかし、打込本数が多ければ多いほど、カバーやシーツに向いているという訳ではありません。

使用する糸が細く量が多くなるということは、糸と糸の間隔が狭くなり、通気性が乏しくなるということ。肌触りがどんなに良くても、通気性に乏しいと吸収した汗を発散することができずに蒸れてしまいます。

素材の吹き出しやダニの侵入を防ぐことが役割の側生地とは違い、カバーやシーツの役割は、本体の機能を阻害せずに、破れや傷、汚れなどから守ること。

通気性を高めるためには、むしろ打込本数を抑える必要があり、そのうえで、できる限り薄くて丈夫な生地を用いるのが理想です。

ちなみに、グレードが高くなるほど打込本数が増えるため、重くなると思いがちですが、本数が増えた分、糸が細くなるため、重さはさほど変わりません。


■良質なカバー、シーツほど、保護するレベルが高い


布団カバーとは、文字の通り、布団本体をカバーするもの。

そのため、良質な布団カバーほど、本体を保護するレベルが高いです。

また、布団本体が良質でも布団カバーがそれに見合うものでないと、本体の性能を発揮できません。むしろ布団カバーが本体の機能を阻害してしまいます。

良質な布団カバー、シーツを使用すれば、布団本体の性能がフルに発揮できるでしょう。


■理想的な布団カバー、シーツの条件


つまり、布団本体の機能を阻害せずに、性能をフルに発揮させ、尚且つ破れや傷、汚れなどから守り、そのうえで肌触りや耐久性も考慮しているということが理想的なカバーやシーツの条件。

ポリエステルやアクリルなどを使用したカバーやシーツが、ホームセンターなどでよく売られていますが、化学繊維は、天然繊維のように自ら呼吸する働きがないため、「寝汗」をかくなど睡眠中の生理的変化に対応できず、どうしても蒸れてしまい、身体への負荷は避けられません。

起きているときは、肌触りが心地良く、瞬間的な温かさや涼しさが化学繊維の特徴ですが、眠りにつき身体が無防備なときこそが、寝具の活躍するとき。

ですので、肌にじかに使う寝具だけは、化学繊維ではないものを選びましょう。


やはり布団カバー、シーツは、薬品を使用していない『天然素材』が一番です。

特にその中でも、ひときわ通気性に優れ、薄くて丈夫な平織無地が理想的。

※ただし、間違ってはいけないのが「化学繊維」を使用してはいけないとか、そういうことではなく、あくまでも健康に気を使う方には「天然繊維」のほうが、手軽さや利便性、特に安さを求める方には「化学繊維」のほうが向いています。


■おすすめの天然素材を使用した最上質カバー、シーツ

・薬品を一切使用していない、天然無地の最上質なオーダーカバー、シーツ。

「超長綿」といえば、他のどのコットンよりも美しく、この上ない柔らかさ

シルクのように鮮やかな光沢と、カシミアのようなやわらかい肌ざわり。

理想的な気候風土で生産された最上質な「超長綿」を100%使用した手づくりカバー、シーツ。
天然素材の良さを最大限に感じていただけること間違いありません。

超長綿カバー、シーツおすすめの天然素材を使用した最上質カバー、シーツ


■おすすめの天然素材を使用した上質カバー、シーツ

・薬品を一切使用していない、天然無地の上質なオーダーカバー、シーツ。

「コットン」といえば、優しい肌ざわり

コットンは、繊維の先が丸みを帯びているため、柔らかくて、しなやかな肌ざわり。医療用にも使用されるほど極めて高い清潔度があるため、赤ちゃんのデリケートな肌も優しく包んでくれます。

理想的な気候風土で生産された上質な「コットン」を100%使用した手づくりカバー、シーツ。
使い勝手の良い定番アイテムです。

コットンカバー、シーツおすすめの天然素材を使用した上質カバー、シーツ


■おすすめの天然素材を使用した良質カバー、シーツ

・薬品を一切使用していない、天然無地の良質なオーダーカバー、シーツ。

吸湿・発散性に富み、光沢があって軽くてソフト。

理想的な気候風土で生産された良質な「コットン」を100%使用した手づくりカバー、シーツ。
コスパの高い人気アイテムです。

純綿カバー、シーツ


■おすすめの天然素材を使用した夏用の最上質カバー、シーツ

・薬品を一切使用していない、天然無地で夏用の最上質なオーダーカバー、シーツ。

「麻」といえば、ひんやりとした涼感

麻は、中空構造により、吸湿・発散性と放熱性(熱を逃がす機能)が極めて高く、多量の汗や熱を素早く外へ逃がします。蒸れにくく、汗ばんでもベタついたり、肌に密着しません。

理想的な気候風土で生産された最上質な「麻」を100%使用した手づくりカバー、シーツ。
寝苦しい暑い夜には、必ず1枚は持っておきたい必需アイテムです。

リネンカバー、シーツおすすめの天然素材を使用した夏用カバー、シーツ


▼本麻まくらカバーとリネンまくらカバーとの比較

・涼しさやひんやり感を重視する場合は、

本麻まくらカバー(紐式)

・肌へのやさしさや肌触りを重視する場合は、

リネンまくらカバー(封筒式)

がおすすめです。


■春夏秋冬、季節ごとのそれぞれ理想的な布団の組合せ


理想的なセットアップ例